2016年3月30日水曜日

腎臓病アプリ【腎臓ノート】機能紹介②
腎機能GFRモニター


自分の腎臓を知る、最初のステップはGFR!
まず自分の腎臓の力を知りましょう。
視力や体重や血圧を用いて体調を数字で把握するように、自分の腎臓の力を数字で把握できます。

腎臓の働きは、GFR(糸球体濾過値)で表します。
これはテストの点数のように、数値が高いほど腎臓の働きは良いということになります。

アプリでは、このGFRをこの欄で管理します(下図の赤丸)。


病院や検診で採血したら、その中に「クレアチニン」という項目があります。これをまず確認してください。分からなかったら、担当医に尋ねてみましょう。 Creatinine、Cr、CREAなどと表記されていることもあります。
アプリでは、このクレアチニンの数値を採血した日時といっしょに下記のように入力します(上の星印)と、自動計算してGFRが表示されます(下の星印)。
ただし、18歳以上の日本人にしか利用できないことになっています。GFRの計算式は、それぞれの国によって異なるからです。


過去の記録を入力すると、自分の腎臓の力が、経年的にどのように変化してきたかを把握できることができます。これを知ることが、腎臓病の養生をしていくうえで、最も大事なことです。
アプリでは、それをグラフで把握できるようにしてあります。


一般的には、60(ml/分)以下に低下すると、慢性腎臓病と診断されます。GFRが10以下になると、透析や移植が必要になりますので、低下させないように、養生や治療を心がけなければなりません。

GFRの詳しい情報については、改めて解説しますのでお待ちください。

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